- 2007年4月12日 20:27
- うつ病全般
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| 自殺のコスト |
うつ病に悩んでいる時、常に「生きる価値」について考えていた。
楽しいことは何も無い。自分がうつ病だという事を冷静に受け止めることなんて出来なくて、何も出来なくて、何もかもが辛いという今の状況が自分の中で真実となっていたから、「良くなる」なんて考えは皆無。それでも尚、生きている自分。「生きたいのに生きれない」そんな人がいるのに自分は生きている。何のために?わからない。
そんなときに探していた本が、あの有名な「完全自殺マニュアル」だった。一度目に「完全自殺マニュアル」をアマゾンで購入しようと思っていたときに買ったのが「完全失踪マニュアル」だったという事は手記の中で書いたが、やっぱり完全自殺マニュアルを購入しようと思ったとき一緒に購入したのが「自殺のコスト」という本だった。自殺のコスト
死んでから後悔しても遅すぎる......
『完全自殺マニュアル』が書かなかった自殺の損得勘定。
致死量のクスリ値段、自殺者遺族の年金額、電車飛び込み自殺の損害賠償額、自殺物件の下落率、自殺でもらえない生命保険の種類など、本当に自殺は得か損か?後悔だらけの人生で、死んでまで後悔したくない人のための「自殺の費用対効果」バイブル。
「生きていればいいことがある」とか「自殺はいけない」なんて、 自殺未遂ばかりしていた私は思いもしない。 ただ、「自殺」すらも厚生労働省なんかに経済効果として換算されてしまう「今、ここ」を生き延びて行くには、 さらに上を行く図太さを持っていたいと思うのだ。
いい時代に生きているとは思っていない。 この閉塞を生きる知恵が、私にとってはこの本である。皆さんにとってもそうなることを祈りつつ。
(著者コメント)
感想は微妙。本のジャケットが「完全自殺マニュアル」に似せている点で気付けばよかったのだが、二番煎じで売り上げ目的。そして個人的にこの手の本は好きじゃないというのもある。「自殺に失敗すると悲惨ですよ」「こんな自殺すると賠償金が半端ないですよ」「自殺じゃ保険金下りるとはかきぎりませんよ」と自殺の恐怖心を煽ることで抑止を目的としているようで。
この手の本が嫌いとは言ったもののその価値は認める。完全自殺マニュアルが多くの命を奪ったように、「自殺のコスト」や「完全失踪マニュアル」といったような本が、今も死にたいと常に思っている人の心のひっかかりになってくれれる事を切に祈る。
「死にたいけど死にたくない、だけど死にたい」と考えている人は一度読んでみてもいいかもしれません。
生きる事は苦痛。
でも、「死」は安くない。
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